歴史に名を残した数学者と物理学者３選

歴史上、科学の発展に大きく貢献した数学者や物理学者といえば誰を思い浮かべますか？ ニュートンやアインシュタインは、有名なのですぐに思い浮かぶかもしれませんね。

今回は、この２人ほどの知名度はありませんが、歴史に名を残した数学者と物理学者３選をご紹介します。

この記事はクリエイティブ・サイエンスがインスタグラムで公開している投稿からの引用です。他の記事もご興味があれば、インスタグラムの方も覗いてみてくださいね。（「いいね」を押してもらえると嬉しいです☺）

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１.ウィリアム・ローワン・ハミルトン

 ウィリアム・ローワン・ハミルトンは「解析力学」に出てくる「ハミルトン形式」という考え方を創始したことで有名です。

そこに出てくる「ハミルトニアン」という関数は、後に量子力学に引き継がれる重要な概念です。

この記事では、高校数学でも出てくる複素数（ふくそすう）を拡張した四元数（しげんすう）に関するエピソードをご紹介しています。

当時は誰にも理解されなかったようですが、現在ではゲームや映画などで使われるコンピュータグラフィックスで大活躍している数学です。

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2.シュリニヴァーサ・ラマヌジャン

 あのアインシュタインをも超えると言われる、知る人ぞ知る天才数学者ラマヌジャン。

寝ている間に夢の中で発見した膨大な公式は、自分自身でも証明できず、歴史の中に消え去るかと思われました。しかし、数学者ハーディとの出会いが彼の運命を変えていきます。

映画「奇蹟のくれた数式」はおすすめです。ぜひ一度ご覧になってください。

３.ルードヴイッヒ・ボルツマン

 今でこそ物質は分子や原子からできていることは小学校の教科書にも載っています。しかし、ほんの100年ほど前まで、世界中の科学者にとってそれは当たり前ではありませんでした。

「あらゆる物質が微小な粒からできているなんて、そんなバカな！SFじゃあるまいし…」こんな感じだったでしょう。ボルツマンは、そんな時代に画期的なアイディアで原子の存在を確信しました。

そんな中、理論と実験の両面から原子の存在が確実になり、一躍有名になるかと思いきや…彼には数奇な運命が待っていたのです。